ヴァイキングの神話伝説“エッダ Edda”

ヴァイキング時代後の1200年頃、それまで口伝されていた神話は、アイスランドの学者達によって書き残されました。全能とは言い難い個性的な神々と敵対する巨人達の存在は、安易に善悪では分けられず、それらが混ざり合う様はどこか人間味に溢れています。いつか世界と自身が滅びることを知る神々はヴァイキングの死生観そのものを表し、当時から続く彼らの民族性を思い起こさせます



ヴァイキングの物語“サガ Saga”

サガは12〜14世紀にアイスランドで書き残された、実在と思われるヴァイキング達の物語です。諸王の歴史、一族や個人の軌跡、伝説的な英雄譚など、様々なヴァイキング達の功績や言葉が詳細に描かれています。サガの書き手は、ヴァイキング時代から語り継がれたスカールド詩をよく引用しました。サガを見てわくわくする想いは、かつてのヴァイキングが感じたそれと同じかもしれません。




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