メインイメージ現代のヴァイキング
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ヴァイキングの神話伝説“エッダ Edda”と物語“サガ Saga”

ヴァイキング時代後の1200年頃、それまで口伝で伝えられていた神話をアイスランドの学者たちが書き残したものがエッダです。全能とは言い難い個性的な神々と敵対する巨人達の存在は、安易に善悪では分けられず混ざり合う様はどこか人間味に溢れています。いつか世界と自身が滅びることを知る神々はヴァイキングの死生観そのものを表し、当時から続く彼らの民族性を思い起こさせます。

サガは12〜14世紀にアイスランドで書き残された、実在と思われるヴァイキング達の物語です。諸王の歴史、一族や個人の軌跡、伝説的な英雄譚など、様々なヴァイキング達の功績や言葉が詳細に描かれています。サガの書き手は、ヴァイキング時代から語り継がれたスカールド詩をよく引用しました。サガを見てわくわくする想いは、かつてのヴァイキングが感じたそれと同じかもしれません。

神々と英雄の紹介

 オーディン

オーディン

謀に長けた知恵者で、戦に勝利をもたらす神々の首領。名声を残して戦死した者は死後オーディンの館に迎え入れられると信じられ、多くの王や戦士から支持された。「全ての神々の父」「戦死者の父」「戦いの恐怖」など多くの名で呼ばれ、その存在は死と直結し崇められながらも畏怖されていた。

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 トール

トール

神々の中で最も強く、巨人(=自然の脅威)から人間を守る雷の神。短気だが情に厚く、人間の一番の友と例えられる。多くの人名や地名にその名が付けられていることからも、いかに身近な存在として慕われていたか分かる。トールの槌を模したお守りは広く普及し、首領から農民まで多くの人々が身に着けていた。

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 テュール

テュールとフェンリル狼

テュールは勇敢かつ聡明な戦神である。ヴァイキングの間では、他の者を凌いで躊躇しない人物はテューフラウスト(テュールの様に勇ましい)、際だって賢い人物はテュースパク(テュールの様に賢い)と呼ばれていた。戦士たちは剣にテュールを表すルーン文字を彫り、自身の力の向上や戦の勝利を祈願した。

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